第57回 夕やけ小やけふれあいの里

スポット情報

名称 夕やけ小やけふれあいの里
住所 東京都八王子市上恩方町2030
休館日 無休
サイト 夕やけ小やけふれあいの里
初回訪問 2013.05.21

童謡「夕焼け小焼け」。
誰もが一度は口すさんだことがあるはずの名曲。もしかしたら地元の防災無線から夕方になると聞こえていたかもしれません。

その「夕焼け小焼け」の生まれ故郷が東京都の八王子市にあることはあまり知られていません。
八王子と言っても駅前のような繁華街ではなく、高尾駅からバスで行くこと数十分。ここは東京か!?と今でも思ってしまう超ド田舎自然あふれる恩方町。

作詞者 中村雨情の生家がある恩方町に「夕やけ小やけふれあいの里」があります。
スタンプ情報を聞かなければ訪れる気も起こらなかったこの場所も、行ってみて初めて素晴らしい魅力に気付かされました。

のどかな里山の中に存在する「夕やけ小やけふれあいの里」は、まさに童謡「夕焼け小焼け」の心象風景にピッタリ。
いつまでも帰りたくない。そして昔、暗くなるまで力いっぱい遊んだ小さい頃を思い出してなつかしさがこみ上げてきます。

一日何もせずにのんびり過ごすには最適なスポットです。遠いけど。



「私は東京から故郷への往復に八王子から実家までへの凡四里をいつも徒歩(その頃はバスなどの便はありません) でしたので、よく途中で日が暮れたものです。

それに幼い頃から山国での、ああいう光景が心にしみ込んでいたのがたまたまこの往復のある時に、 郷愁などの感傷も加わって、直接の原因になって作詞されたのではないかと思っています。…(以下略)

「夕焼け小焼け」を作詞する頃「教育音楽」昭和31年8月号第11巻第8号所蔵