モツゴ行方不明事件
水槽とは数十センチという狭い空間に擬似自然空間を再現するいわゆる箱庭遊びだと思います。
そのため少しでも人間が手を加えると、今まで取れていたバランスがあっという間に崩れてしまうところが、難しいところであり醍醐味でもあります。
これまでのガサガサで色々なお魚たちをゲットし水槽に迎えてきましたが、日に日にモツゴの数が減っていきます。
最初は20匹ぐらいお迎えしたはずだったのですが、川でドジョウたちをガサガサした日を境に毎日少しずつ減少……1週間で6匹まで激減。
モツゴの死骸は見ていないので、自然死ではなさそう。どう考えても水槽の生き物の中に犯人がいそうです。
池でゲットした少し大きめのモツゴか……。
水底でクネクネと泳いでいるドジョウか……。
それとも我が物顔で水底を泳ぎ回っているカワヨシノボリか……。
さらにはヌマエビも減ってしまっています。
ともかくこのままでは遠からずヌマエビとモツゴは絶滅してしまいます。
絶滅を避けるため、あるいは住み分け用に退避用の水槽を用意する必要がありそうです。
ネットで調べてみると、水槽の外側に設置するサテライト水槽なるものが売っているようですが、 水を循環させるのが水作エイトを使っているので何やら難しそうです。
そこで水槽の空間は減ってしまいますが、100均のプラスチックケースを使って水槽内に隔離用の小型水槽を作ることにしました。
作り方は単純で、ダイソーで売っているコレクションボックスに鉢底ネット、そして水槽のフチに引っ掛ける用のステンレスフックを用意します。
コレクションボックスはハンダゴテを使って底をくり抜きます。
くり抜いた底に鉢底ネットを置いてホットボンドで固定。コレクションボックスの壁にステンレスフック用の穴を2箇所開け、フックを通して水槽のフチに引っ掛けるだけです。
作ってみて失敗したなと思ったのは、ステンレスフックがS字のためミニ水槽が水槽内で傾いてしまうこと。
フックを通してからペンチで潰してみたものの、やっぱり座りが悪い。そしてさすが100均というべきか、ステンレスのくせにすぐに錆びてきやがります。
とりあえず設置したミニ水槽がこちら。
水槽からモツゴとヌマエビの小さいヤツを網ですくってミニ水槽に避難させました。
ペットボトルお魚キラーで捕ってきた魚が、恨めしそうにエビを見ているのは気のせいでしょうか(笑)
荒削りなミニ水槽で四方が壁になっているため水が滞留してしまうのが難点ですが、底が開いているため
水替えをすれば自動的にミニ水槽内の水も入れ替わるところ。ミニ水槽内の小魚にエサを与えたとき食べきれないエサが開いた床から下に落ちるので
ミニ水槽内は食べ残しのエサで汚れないところがアピールポイントです。
材料もコレクションボックス+鉢底ネット+ステンレスフックで324円という安さも魅力。
でも外付けのサテライト水槽が1,000円程度で買えるのだったら……ちょっと微妙かも。
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