第20回 小平市ふれあい下水道館
いろいろマニアックな施設もあるものです。
今回訪れたのは小平市にある「ふれあい下水道館」
下水道を展示するだけの施設なら各地にあるものの、稼動している下水道に入れるのはここだけかもしれません。しかも無料という嬉しさ。
……下水道だけあって臭いけど。
小平市ふれあい下水道館
平成２年度に下水道普及率が100%を達成したことを記念してつくられました。下水道の役割や仕組み、歴史などを分かりやすく映像システムやパネルで展示しています。また、大型モニターで下水をきれいにする微生物の観察もできます。
地下５階の「ふれあい体験室」では、地下25メートルの実際に流れている下水道管の中に入り、実際に下水の色やにおいなどを体験できます。
下水道の役割を知り、水環境について考えてもらう全国でも初めての施設です。
小平市 ウェブサイトより
マニアックな施設はマニアックな路線で。西武国分寺線なんて知らなかった。
津田塾大学の近くにあります。"女子大生"と"下水"…なんかゾクゾク(?)します。
すぐ近くには玉川上水があります。"上水"なのに"下水"とはこれ如何に。
毛じらみ,ヘルペス,クラミジア……のヘルペスとは違うのか。
到着。しかし、このネーミング誰が考えたのだろうか。
施設の外観写真。行った時は雨だったせいもありますがガラガラ(笑)
シールド堀進機の刃。これでグリグリ地下を突き進むのです。
施設は基本地下にあるので、階段を降り進みます。ここはスタート(1F)地点。
地下2F。なんかやっていたらしいです。微生物見たかった……。
ヒル。ジャングルでチューチューするイメージ(謎
ぶら下がっているウンコマン(違)。なんかシュールです。
気合が入っている3Dホログラムで江戸の下水事情を解説してくれます。
下水のしくみ。案外知らない。
汚泥リサイクル。花瓶ぐらいならいいですが……コップは気分的にね。
地層を掘り進んでいく感覚で下へ下へと行きます。地層の年代的には6万年前。
昔の井戸の模型(左側)。水をゲットするのも大変。
節水コマ。標準装備にすればいいのに。
蛇口の解剖。蛇口の中身って初めてみました。
メインの地下5F。実はエレベータで一気に降りられます。
臭いが漏れないように扉はしっかり閉まります。
色々な展示もありますが。左側に見える階段が魅惑の入口。
展示その1。下水に詰まったカス。油を流すの良くない！
展示その2。便器断面図。一度流しちゃったら採取不可能。
展示その3。光ファイバーってもっとフニャフニャかと思っていました。想像以上に太かった。
下水だけでなく通信設備も通っています。
この奥がメイン。すでにかすかな香りが…(笑)
実際に使われている下水道を体験させてくれるのです。下水道の大きさがわかります。
遊びの施設ではありません。監視体制もバッチリです。
ゴゴゴゴゴゴ…と水の流れる音が響きます。この日は水量があまりないが大雨の日が凄いらしい。
実はそんなに臭くありませんでした。この日はちょっと臭うぐらい。けれど湿度が最大で不快感ハンパない。
1Fに生還。多摩川上流のお魚たちを見て癒されます。
なんかお魚が消されてます。
帰りがけに見つけた。本当に夜の町は危なそうです。