第55回 宮ヶ瀬湖畔エリア・鳥居原ふれあいの館
宮ヶ瀬ダムがあるサイトエリアから宮ヶ瀬湖畔をぐるっと散策しました。
ダムだけだと思っていましたが、「湖畔エリア」も商店街と広大な芝生でまったり楽しめます。
日差しの暖かさも手伝ってしばらく芝生の上で寝てしまいました。
鳥居原エリアはツーリングの基地でしょうか。ライダーが大集結していました。
それぞれのエリアがそれぞれの特徴を持っていて、家族でのんびり過ごせるのが宮ヶ瀬の魅力なのかもしれません。
鳥居原ふれあいの館(いえ)は、神奈川県相模原市の南西に位置する宮ヶ瀬湖のほとりに建つ、農産物直売型交流施設です。
平成12年に発足後、地域の方々の協力のもと、"安心安全を食卓へ"の心で野菜を提供しています。
鳥居原ふれあいの館パンフレットより
遊覧船「みやがせ21」で3つのエリアを約10分で移動できます。
ダムサイトエリアともお別れ。今回は遊覧船の便数が少なく歩くことにしました。
鉄塔建設のために木を切り倒したとすれば、何がクリーンエネルギーだろうと思ってしまう。
湖面を滑るように走る「みやがせ21」。なにせ便数が少なすぎる。
ネッシーの証拠写真みたいなピンボケですが…エリア間移動が500円。3エリア遊覧1,000円です。
宮ヶ瀬やまびこ大橋を渡ると「湖畔エリア」は目の前です。右側に見えるのが村立宮ヶ瀬小中学校。全校生徒が超少なそう。
ダムサイトエリアから湖畔エリアまで徒歩で40分程度。意外に早く着きました。
湖畔エリア。突然目の前に広大な池と芝生が出現します。広々した空間に心も晴れやかです。
水の郷大つり橋。橋長315mで湖畔エリアの端まで一気に渡りきります。長すぎて渡るのも疲れます。
水の郷大つり橋から湖畔エリア一帯のパノラマ写真です。目の前に見えるの親水池ではカヌー体験などもやっているそうです。写真へのリンク
午後から天気は晴れ、澄み切った青空に大つり橋が景色に溶け込んでいます。
遊覧船乗り場の係員のオヤジ。遊覧船の案内を拡声器でひたすらしゃべっているので、やまかましい。仕事熱心とも言えますが…。
湖畔エリアにある水の郷交流館。訪れたのはもちろんスタンプめあて。
館内は広々としています。マニアックなのか訪れる人もあまりいません。
「さわると毛が抜けるのでさわらないでね(ハート)」だと。毛をむしる不届き者がいるのか。
F.ベアド撮影 江戸末期の宮ヶ瀬の風景。建物や風俗は違っても風景に現在へ続く面影は残っています。
資料館でもあるため農具などの展示もあります。民族資料館に見慣れていると特に目新しいものはない。
広場の中央にあるのがメイン階段。描かれているのは大きな木です。結構急な階段で上がるのも一苦労です。
メイン階段を登り切った場所からのパノラマ風景。澄み切った青空、伸び伸び広がる芝生……広々とした風景が心地よいです。写真へのリンク
メイン階段の先はちょっとした商店街になっています。大勢の人で賑わっていました。記念に団子でも買おうと思ったが3個300円の高さに諦めた。
商店街の一番端にあるのがビジターセンター。宮ヶ瀬の自然や動植物が展示されています。ここにスタンプがあるにはあるのですが、受付での声掛けが必要です。
即席で作った感満載の"幸福の鐘"。どうせカップルの幸福とかだろ!?無視無視。
湖畔エリアにある石碑「望郷の碑」。碑の作者は20年もの長きに渡り神奈川県を率いた県知事 長洲一二。最初は自分の自慢の歌かよと思っていましたが色々調べてみると…。
神奈川県民の水源のためダム建設に際して水没した村々があった。移住を余儀なくされた人々に対しての碑だと知り深く恥じ入りました。湖畔エリアを離れ鳥居原エリアへ向かいます。遠くに見えるのが虹の大橋。
金網にペンキで虹が描いてあるから"虹の大橋"では安直すぎるよな。
湖畔エリアから徒歩30分ぐらい。鳥居原エリアにある鳥居原ふれあいの館(いえ)に到着しました。
あいかわ公園にもありましたが愛川町の伝統工芸「組み紐」の自動製造機。ハンドルを回すだけでミサンガなんか一発で作れます。
ここはライダーたちのメッカなのか、たまたまツーリング日和だったのか。大勢のライダーで賑わっていました。
鳥居原ふれあいの館から見た宮ヶ瀬の風景。左側に小さく見える橋が渡ってきた「やまびこ大橋」。右側に見える橋が「虹の大橋」です。思えばずいぶんたくさん歩きました。写真へのリンク
湖の向こう側に見える山々が丹沢山系です。写真の一番奥に見える山は伊勢原にある大山らしいです。大山にも登ったことありますが、こんなに近いものなのか。
地元企業オギノパンが作っている「丹沢あんぱん」が売っていたので買ってしまった。甘すぎず最高に美味しかった!
鳥居原ふれあいの館の隣には湖畔庭園があります。親子連れが楽しそうにキャッチボールやサッカーをしたりしていました。
鐘を鳴らすと噴水が湧き上がるもの。夫婦やカップルや子ども同士で鳴らしていましたが微笑ましく感じます。"ふれあいの館"という名に恥じぬ親子のふれあいを間近に感じた場所でした。