ちょっとした小ネタ集。
たいした内容じゃなくてごめんね。
プレイ日
北海道ボードツアーが近づいてきた。
スノーボード一式を宅急便に頼もうと思い立ち、予約センターに電話した。
話したオペレータの声を聞いて、あまりの自分的ストライクにメロメロになってしまった。
なんという優しい声なんだ。
きっと美人だ。間違いない。声を聞いてそう直感した。
このとき初めて
テレフォンなんとかにハマる男の気持ちが理解できた。
ところで。
宅急便でスノーボードの配送を頼むとき、必ず何日に滑走するのか聞かれます。
それを「プレイ日」と言う。
プレイ日……なんだろうこの淫靡な響き。
いや、そんなこと考えているのは自分だけか。
何度も配送を頼んでいるが未だにこの言葉に慣れない。
聞くたびに脳裏の右上あたりでちらちらと違うイメージが漂っている。
案の定、今回も聞かれた。
自分的ストライクの声で。
不意打ちをつかれて電話口で思わず吹いてしまった。
ごめんね。
ご自宅用
社会人になってから砂漠化が著しい。これは悔しいが認めざるを得ない。
何よりも腹が立つのがテレビで育毛のCMが流れるたびに親から
「あんたも、金かけて頭をなんとかしたら?」
チクチク言われる。
それがたまらない。
だから帽子を購入した。
1920年代のアメリカ人の男性がほとんど被っていたようなタイプ。
店で試してみて、自分の中でそこそこ違和感がないものを選んだつもり。
商品を持っていってレジで並んだ。
そのとき背後から「お決まりでしょうか」と声をかけられた。
振り返ると自分的ストライクな女性店員がにこやかな笑顔で立っていた。
友人の紹介とかで知り合ったら、なんとかして連絡先を聞いておきたい。そんなタイプ。
心の中で密かにテンションがあがった。
その自分的ストライクな店員が口を開いた。
「ご自宅用ですか?」
プレゼント用ではなくご自宅用。
あ、やっぱり判りますよね。
お世辞でもいいから「プレゼント用ですか?」と聞いてくれ。
……ごめんねヽ(#`Д´)ノ プンスカ
Comments