沼津へ向かう車の中での会話は大いに盛り上がった。自分が先輩から前の会社のネタ情報を聞きたかったということもあった。
特に前会社社長の新年の挨拶の内容には、大変申し訳ないが大爆笑させてもらった。後輩が自身のブログに「妙に長島ナイズされた挨拶を聞きながら……」と書いてあったのを思い出しようやくその意味がわかった。 辞めた人間が言うのもなんですが、社長をチェンジした方が新しいチャンスをゲットできると思いますがね(゚∀゚)
インターを降りてから西へ東へ華麗にドライブ(※1)を楽しみながら沼津漁港へ到着。
(※1)西へ東へ華麗にドライブ……別の言い方をすれば"道に迷った"とも言う
自分の記憶に激しく不安を覚えるも寿司屋の場所を一発で探し当て17時過ぎに入店。夕食前ということもあり運良くカウンター席に座れた。
やはりこういう寿司屋ではセットの握りを注文するなんて論外。 カウンターで我々の目の前に立っている(我々担当の)板前さんと直接言葉を交わしながら食べたい寿司を食べる。これが鉄則。
久しぶりの寿司ということもあり、とにかく食べまくった。普段小食な自分が板前さんによく食べますねと驚かれた。 光物、白身、貝類、等々つれづれなるままに。板前さんオススメのかんぴょう巻(※2)に舌鼓を打ち、最後はたまごで終了。
(※2)かんぴょう巻……自家製かんぴょうらしい(板前さん談)
お一人様8,000円弱ぐらい。久々の贅沢な時間。 きっと先輩にも満足頂けたかと思う。
沼津からは1号線を東上し箱根へ。 ここでいよいよ"地元活性化計画"が発動。夜遅くまでやっている日帰り温泉の住所リストを取り出すものの……。
私「この車、カーナビついてないんですか?」
M先輩「カーナビなんて(゚⊿゚)イラネ そもそも必要性を感じないし」
身も蓋もない返答。カーナビなかったら温泉の場所がわかんねーじゃん。 しかし予定より早く出発できたということもあり、とりあえず箱根に行けば温泉ぐらいあるだろうということで天下の険をひた走る。
ところで知っている人は知っているだろうが、私は胃腸が弱い。 寿司屋を出て少し経ったあたりからなんか調子が悪いという予感があったが、天下の険をひた走るうちに悪い予感は現実のものとなった。 峠をうひうひ走ると右へ左へ揺れる揺れる。その度に自分の体も右へ左へゆらゆら。内臓も右へ左へゆらゆら……。うぅっ……! 天下の険にお手洗い施設などあろうはずがなかった。芦ノ湖付近でかなり脂汗状態に。
また"堪えモン"である。人生堪えてばかりだ。
目的地である見慣れた箱根湯本駅が見えたときはもう万歳三唱。コンビニの前に車を停めてもらいしばらくトイレの住人に。 多少調子は悪いもの、なんとか復活。
結局事前にリストアップした夜遅くまでやっていてオススメの日帰り温泉リストは住所の場所がわからず玉砕。 暗闇の中ひときわ煌々と輝く"日帰り温泉"という看板が目に止まった。
日帰り立ち寄り温泉「早雲足洗の湯 和泉」
なんでも小田原の英雄、北条早雲が足湯をしたと伝えられる温泉らしい。……ほんとかよ。ちなみに入浴料は1,200円ナリ。 そこそこ夜遅かったせいもあり、他の客は数えるほどしかいなかった。これはのんびりできそうだ。
と思ったのも束の間、体を洗う蛇口のある場所が寒いなんてもんじゃない。 シャワーの温度が低いため体を洗いながらもどんどん体温が奪われてゆく。 なんで寒さに体を震わせながら体を洗わねばならぬのだ。温泉は室内1、外は絶壁に囲まれて空しか見えない露天と足湯が少々。
これで1,200円か。いい値段だな、おい(゚Д゚)
温泉なんてこんなものか。 ……ちょっと失敗だったか。
温泉の後、先輩には我が家まで送っていってもらって、そのまま帰っていった。 今度はもう少し時間に余裕があるときに来て下さい。 そして是非、地元活性化にご協力下さい。
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