googleではなくgoo。
googleのまがい物ではなく、むしろ名前的にはgooの方が先じゃないだろうか。
NTTレゾナントが運営するポータルサイトのこと。
そのgooメールが3月10日に無料版の運用を終了し、有料版に一本化すると発表があったのだ。
無料版じゃ採算が取れないからというのが理由なのだろうが……かと言って、 yahooメールとかgmailとかhotmailとか無料で使えるwebメールサービスが多い中で、使用料払ってまで有料版を使う理由はないし。
残念ながらこれを機にgooメールを使わないことにした。
gooメールは歴史が古いほうで、この研究室を立ち上げるときに連絡先として登録したので、かれこれ10年ぐらい使った計算になるだろうか。
そしてアメ公のyahooやらhotmailとかgmailとは違い、「国産」サービス。
スーパーの精肉コーナーで牛肉が並んでいたら少々高くても国産を選ぶのと同じように。
ワープロソフトだったら、やっぱりwordより「一太郎」だよな!とか。
国産だから使ってあげたい。そんな想いもありました(本当かよ)。
だからgooメールの度重なる不具合にも耐え忍んできた。
特に2010年3月31日のリニューアルには泣かされた。何を思ったか流行だったからかAjax仕様にリニューアルしたら、
重いなんてもんじゃない。ずっと読み込み中状態でメールなんて一向に見られやしない。
その後すぐに"シンプルモード"と称する簡略版(要はリニューアル前のものとほぼ同じ)が登場し、絶賛迷走状態。
あれから4年。
国産だから使ってあげたいという想いと、誰が月々使用料を払うかボケ!という考え。2つを天秤にかけて熟慮に熟慮を重ねた結果……バッサリ切り捨てた。
終了が近づいてくるにつれ、過去メアドを登録したwebサービスを片っ端から調べてgooメールだったものは、すべて違うメアドに変更。
あまりの数の多さに使っていた年月の長さを思い出す。
実は3月10日以降もログインできるし、メールも見られたので、もしかしたらいけるか!?などと 邪な淡い期待もあったものの24日過ぎた辺りからログインすると、
『gooメールアドバンス(有料版)をご利用のお客様のみログインが可能です。』
ご覧のような寂しいメッセージが表示されるのみとなってしまった。
本格的に終わったのか……。
これまでメールを見るついでにポータルサイトのニュースも読んでいたものの、goo自体にアクセスすることも激減するだろう。
ありがとうgooメール!
ありがとう10年間の日々よ。
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