第60回 井の頭恩賜公園
スポット情報
名称 | 井の頭恩賜公園 |
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住所 | 東京都武蔵野市御殿山1-18-31(井の頭恩賜公園案内所) |
休館日 | 無休 |
サイト | 井の頭恩賜公園 | 東京都西部公園緑地事務所 |
初回訪問 | 2013.07.28 |
いくらスタンプ目当てとはいえ、よくも夏真っ盛りである7月末に行ったものです。
なぜ井の頭公園へ行こうと思ったかは、今となっては定かではありませんが、確か京王メモリアルスタンプラリーを やっていてスタンプラリーだけするのも微妙……それならセットで公園散策!という思考に至ったような気がします。
井の頭公園というとオシャレでハイカラ(←死語)でカップルがキャッキャしてそうなイメージがあったので、 進んで訪れようとは思ってもいませんでした。
きっかけがスタンプラリーだったとは言え、井の頭公園はカップルがイチャイチャするだけのスワンボートだけじゃない!
歴史的にも見どころのある公園ということを再認識しました。
【概要】
大正6年に開園した井の頭恩賜公園は平成29(2017)年に100周年を迎えます。開園当時は、郊外に位置する公園とされていましたが、現在では、住宅地に隣接する貴重な緑の空間として親しまれています。
公園の中心である「井の頭池」の命名者は、三代将軍徳川家光であると伝えられ、その意味は「上水道の水源」「このうえなくうまい水を出す井戸」という二つの説があります。
「井の頭池」は初めて江戸にひかれた水道、神田上水の源であり、明治31年に改良水道ができるまで、人々の飲み水として使われていました。
園内は、井の頭池とその周辺、雑木林と自然文化園のある御殿山、そして運動施設のある西園と、西園の南東に ある第二公園の4区域に分かれています。
井の頭池周辺は低地、御殿山周辺は高台になっており、変化に富んだ景観が楽しめます。
井の頭公園 | 東京都建設局 公園緑地部 サイトより
井の頭公園入口は駅すぐ隣にあります。たくさん自転車が止まっていました。
井の頭線の高架下を細々とした川が流れています。少しだけ涼しさを感じます。
井の頭池から始まる神田川。東京湾に流れる川もここから始まるかと思うと感慨深い。
井の頭公園の中に入りました。井の頭池の周りにこのような遊歩道が整備されています。
池や湖といえばスワンボート。カップルが四苦八苦しながら漕いでいます。
そんな四苦八苦しているボートを横目に、カルガモが涼しそうに泳いでいます。
井の頭公園はフリーマーケットで有名のようです。遊歩道に沿って商人がけだるそうにに座っています。
七井橋の上から見た噴水。後の建物はリゾートホテルのようですが、ただのマンションだ。
結構な値段の割には大混雑だった。さすがに1人ボートは勇気がいるのでスルーした。
童謡「シャボン玉」などで有名な野口雨情の碑。井の頭音頭の一節が刻まれているそうです。
徳川家康はこの地を訪れたときこの湧水を好んでお茶をたてたらしい。「お茶の水」と呼ばれています。
あまりの暑さに犬も元気なさげにのびていました。ここ最近の暑さは異常ではなかろうか。
井の頭弁財天。平安時代の創建とか…後から客寄せに造ったものではない。
"井の頭"は徳川家光によって名づけられたと伝えられます。この碑は"井の頭"の名を家光が木に刻んだ記念。今で言う落書き記念か。
井の頭公園の南側にある散策路です。こちらはあまり人がいません。
ただの雑木林かと思いきや、ここに縄文時代の竪穴式住居があった跡です。水があるところに人は集まる。
芝生の広場にたどり着いた。池とボートとカップルだけじゃない井の頭公園の一面。
松本訓導殉難の碑。小学校教師だった松本虎雄は遠足で玉川上水に足を滑らせた生徒を助けようと急流に飛び込んだが殉職。見習うべき姿です。
公園を出て5~6分ぐらい歩くと吉祥寺駅に到着。公園の賑やかなエリア、静かなエリア。そして吉祥寺駅前の華やかさ。様々な姿が見られた公園でした。