ここ数年、年末年始の過ごし方がパターン化されている気が……。そこで反省の意味も込めて年末年始の過ごし方を振り返ってみたいと思います。
仕事が年末年始休みに入ると、昼はまず家の大掃除。 辺境の家なので当然一日では終わらない、2~3日はずっとお掃除三昧。 それでも全部は終わらない。
聞くところによると中国の北京ではメイドを雇うことが流行っているらしい。
【北京】家政婦を雇う大学生が増加
報道によると、北京の一部の大学生の間では、下宿先で家政婦を雇うのが新しい傾向になりつつある。
(中略)
派遣会社の関係者によると、大学生が希望する家政婦の年齢は17~18歳で、年齢が近く共通の話題があるからだという。四川省出身の若い家政婦が第1候補に挙げられる。家政婦は一般的に中卒者で、月収400元以上で住み込みで働くケースが多い。
「人民網日本語版」2002年8月21日
1人民元=0.06584円(2007年01月03日現在)
よしっ、ちょっと北京行ってくる!
夜は年賀状。 だいたい昼の大掃除で力つきてしまうので、枚数が少ない割には筆が全く進まない。 年賀状に裏に書くコメントも、宛先の人が顔を合わせる可能性がない場合は同じコメントでいいだろう。といい加減になるもののそれでも終わらない。
31日。 夜はNHK紅白歌合戦を見る。なぜ好き好んで大晦日にむさい男たちの筋肉祭りをテレビで見なければならないのか。インチキ占い師が出てくる番組なんて論外。その後のフィギアスケートはちょっと心惹かれたけど。 ただ紅白はちょっと時間的に長い気がする。どうしても中盤中だるみをしてしまうのが玉にキズ。
紅白の後はゆく年くる年。 もうNHK三昧。紅白のエンディングで大盛り上がりしたすぐ後に、静寂の中で除夜の鐘が鳴り響くあのギャップが良い。これを見ないと大晦日という気がしない。
そして新年。 年が明けた瞬間、家族と新年の挨拶を交わす。 「あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします」と。 その後、親戚が電話がかかってくる。 電話口で親戚と新年の挨拶。
ゆく年くる年が終わると、チャンネルを民放に変える。テレビには有名お笑い芸人達が出演している。生放送が録画か知らないけど、生だとすれば年越しも仕事とは大変だと毎回思う。 下品ながらそこそこ面白い。
元旦。 お雑煮を食べる。 ウチの地域に脈々と受け継がれている(?)伝統料理。 お雑煮と言ってもあんこは使わず、大根や人参や里芋などを煮てその中に焼いた餅を入れるだけなのだが、これが素朴で滅法うまい。 これを食べないと正月を迎えた気がしない。
そしてその後は家でだらだらテレビを見る。 またこのテレビが強烈につまらない。 だがこのつまらなさが良い。このつまらなさが正月。
時間の無駄とは思いつつも見る。典型的な寝正月。 だが今年はあまりにもつまらなかったので、友人からの誘いを受け元旦からネットゲームに興じる。
夜からテレビが俄然面白くなってくる。 19時から「ニューイヤーコンサート」を見る。美しき青きドナウの旋律に酔いしれ、ラデツキー行進曲で手拍子を打つ。これぞ新年。 いつかニューイヤーコンサートを見に行くのが夢だ。
2日、3日。 家にいるときは箱根駅伝を見る。 出身大学が箱根駅伝の常連校なので、出身大学の今年の順位に一喜一憂する。 でも、かといってスタートから見る熱心なファンというわけでもない。 毎年「今年こそスタートから見る!!」と思いながら眠りにつくのだが、いつも横浜とか湘南辺りを走っている時間に目が覚める。 典型的なダメ人間。
友人から誘われているときは初詣へ行く。 でもそんなに信心深い信者というわけではない。
今年は神田明神に行き、お願い事をたくさんしてきた(←欲張り)。
おみくじは中吉。微妙だ……。
こうして年末年始休みは何事もなく過ぎてゆく。 今年1年、幸せな年になりますように。
- 【参考リンク】
- 神田明神
- ニューイヤーコンサート-Wikipedia
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