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■皇紀二千六百六十五(平成17)年 弥生


■過去の日誌



春の訪れを感じさせるこの素晴らしい日に・・・

写真
△母校、中央大学理工学部

このようなおめでたい席に呼んで頂けたこと、

写真
△今日は・・・(←撮影してたら警備員にすごく不審な目で見られた)

感謝すると共に、心からお祝い申し上げます。

写真
△理工学研究科 博士学位授与式

今日は大学時代からの友人ミズノ氏が博士になる記念すべき日。
わざわざ祝いに行ってきました。

片道2時間。それも会社まで休んでな。(-_-メ)

だいたい自分の彼女の卒業式とかだったら、男して祝いに行く気持ちはわからなくもない
ですが。
女友達どころかただの男友達だもんな・・・何やってんだろ、俺。_| ̄|○

まぁこれも日記のネタになるミズノ氏を祝うためだと思えば・・・。

例年、学士卒業式と修士・博士の授与式は別の日に行われるのですが、今年は同じに日に
行われる模様。

時間に余裕を持って少し早めに大学に到着。
1階のラウンジで主役のミズノ氏と落ち合うことにしました。
ラウンジにはレストラン馬車道の店員袴姿の女子大生がたむろしてました。

やっぱり袴っすよ!ハイカラさんですよ!! (;´Д`)ハァハァ
(↑実はこれを見るためにわざわざ来たというのは秘密です)

そんなことを考えているうちにスーツ姿(←珍しい)ミズノ氏が登場。
彼の研究室で少し談笑した後、授与式の会場へ。

11時10分。
予定より10分遅れで博士学位授与式が始まりました。
数学科研究科から順に名前が呼ばれ博士が授与されていきます。
私は親が韓流ブームの勢いで買ってしまったSONYのペ・ハンディカムを親から借りて後方
の参加者席から彼が出てくる瞬間を狙ってビデオ撮影。

たまには韓流も役に立つじゃねぇか・・・。

そして、いよいよミズノ氏が博士になる瞬間。


△ミズノ博士誕生(クリックで動画再生)

この瞬間、彼はネタのためなら人にバンジーやらせる極悪人ミズノ博士となったのです。

写真 写真
△角田学長式辞
△田口理工学研究科委員長式辞

授与式に出席していた鈴木隆介教授が学長の言葉にいちいち「うん、うん」と大げさに
相槌を打っているのが印象的でした。

授与式わずか35分で糸冬了

来賓挨拶は?
合唱部による校歌・君が代斉唱は?

片道2時間かけてここまで来たのに!!
会社休んでまで来たのに!!!

わずか35分って・・・ _| ̄|○

授与式の後は記念撮影。
授与式には風間理工学部長も出席していたのですが、用事があるのか式が終わるとさっさ
と帰りやがったヽ(`Д´)ノウワーン

写真
△物理学専攻一同(右から2番目がミズノ博士)

16時からは修士・博士学位祝賀パーティー。



△挨拶は今年退官された深井教授(クリックで音声再生)

・・・というか、私がこんなところに紛れていていいのだろうか?
最初私は式だけ出席して祝賀パーティは辞退して帰ろうかと思っていたのですが、
「学士の祝賀パーティーと会場が違うってことは出て来る料理も高級なハズ!!」という
甘言に乗せられて
せっかくミズノ博士を祝うために来たのだからと思い直しパーティ
ーにも出席することに。

ま、出てきた料理は学士の時と同じショボイ内容でしたけどね・・・( ゜Д゜)マズー

写真
△パーティー会場で竹山教授ハケーン!!

ミズノ博士。
本当におめでとうございます。
一人の友人として心からお祝い申し上げます。
幼い子の将来性を期待して「末は博士か大臣か」という言葉があるぐらい博士になるの
は立派なことであり、大変な努力の賜物なのだと思います。
これからは日本だけでなく世界のミズノ博士として活躍されることをお祈り申し上げます。

写真
△将来はミズノ教授?

・・・・・・・・・・・。
ところで皆さんは博士になった方たちのその後の進路をご存知ですか?
実は「余剰博士」という言葉があるぐらい博士は余っているんです(データ)。
2003年のデータで博士の就職率は54.4%

なんと高卒の就職率以下。

約2人に1人は博士→無職orフリーターという厳しい現実が待っています。
(中には、30歳&博士&独身&無職&借金1000万(←奨学金)という悲惨な人も・・・)

"日本の頭脳が生かされていない"
祝いの影にこういう問題があるということを知っておく必要があります。


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過去のアフィリエイト考
その1その2

やっとAmazonから先日申し込んでいたアソシエイトプログラムへの結果通知のメールが届
きました!

結果はOKでした\(^▽^\)(/^▽^)/(←みんなそうらしいけど)。
これで大手を振ってアフィリエイトが出来るというものです。

このサービス実によく出来ていて、
「HTMLなんてワカリマセン。チンプンカンプン」という御仁でも、
リンク作成のページで紹介したい商品を入力→結果を自分のホームページへコピペ。
これだけで下みたいなアソシエイト用のリンクが簡単に作れてしまうのです。


△こんなリンクがボタン一発に作れてしまう

道理で巷にAmazonへのリンクが溢れているわけだ。

金に目がくらんで調子に乗って大々的にリンクをベタベタ貼ると、サイトの景観を損ねた
るなどむしろ逆効果。
というわけでnavi研のトップページにコッソリAmazonへのリンクを貼っておきました。
ここをクリックしてAmazonでお買い物すれば、navi研へ数%の紹介料が入る・・・はず。

ところでアフィリエイトを始めたユーザーが「全然儲からねー!やっぱ辞~めた」と逃
亡しないようにアソシエイトプログラム会員のページが用意されています。

写真 写真
写真 写真
△アソシエイトプログラム会員ページ(クリックでそれぞれ拡大)

要するにリンクのアクセス解析です。
誰がどのジャンルのリンク(バナーとか商品紹介リンクとか)を何回クリックして、ど
れだけ商品を購入してどれだけ売り上げがあったかを表示してくれるもの。
(画像を見ればわかりますが、navi研は今のところ売り上げゼロ( ̄▽ ̄;)!!ガーン)

本気汁ダラダラ流してアフィリエイトに血道を上げる連中は、きっと毎日この会員専用ペ
ージを見て反省と明日への希望に燃えることでしょう。

さぁ、Amazonをよく利用するnavi研ファン(?)のみんな!
トップページのリンクをクリックしてジャンジャン買い物してくれ。
みんなが買い物してくれれば、その売り上げ金でnavi研もちょっとずつグレードアップ
していきます(もちろん売り上げがなくてもグレードアップします)
(↑結局金目当てかよ・・・orz)

このアソシエイトプログラムの進行状況などは定期的にレポートする予定です。
では、また次回。




ふと頭に思い浮かんだことを記しておきたい。

前回(2/22)、アフィリエイトについて考察しました。
で、やっぱり金儲けがしたい!!マネー!マネー!!とりあえず体験してみようと思い立
ちAmazonアソシエイトプログラムに申し込んでみました。

今回はそのレポート、つまりは実践編というわけです。
まずはAmazonのトップページからアソシエイト・プログラムというのをクリック。
プログラム運営規約にざっと目を通してみると、どうやら報酬(紹介料)の支払い方法
として「スタンダードプラン」と「パフォーマンスプラン」という2種類があるようで
す(プランの変更は自由)。

(a)スタンダードプラン
  乙のサイト(ここではnavi研)にあるリンクを通じて商品が購入されると送料、消費
  税等を除いた売り上げの3%が支払われるというもの。

(b)パフォーマンスプラン
  リンクを通じて購入された商品の数を四半期(3ヶ月)ごとに集計して、商品数に応
  じて送料、消費税等を除いた売り上げの3~6%が支払われるというもの。

普通に考えたら(b)の方が圧倒的にお得だと思われるのですが・・・。
なぜにわざわざスタンダードプランが用意されているのかが謎です。何か罠でも?

早速、オンライン登録フォームから参加手続きをしてみました。
連絡先用のEメールアドレスとパスワードを入力・・・氏名、住所、電話番号など・・・

(´-`).。oO(結構面倒臭いなぁ・・・)

早くも挫折感が漂ってきましたが、我慢して登録作業を続けます。
支払方法の選択は・・・っと、デフォルトがamazonギフトカード(←いらねーよ!
やっぱり世の中、現ナマさ)
になっているので、銀行振り込みを選択。
口座番号、名義人などなど・・・やっと入力し終わったぁ。

最後にサイトのURLと簡単なサイトの説明か紹介したい商品の説明(100文字以内)の
入力とサイトのジャンル紹介の選択。

うわぁ・・・きましたよ。
これって履歴書みたいなものですよね!?
これの情報を元に審査が入って採用か不採用か判定が下されるんですよね?(不採用に
なった人の話はあまり聞いたことがありませんが)

(´-`).。oO(そう考えるとなんだか緊張してきたぞ・・・)

間違っても、

えちぃ画像を紹介してみんなでハァハァ(;´Д`)するサイトです!

なんて書いた日には一発で不採用決定。間違いない!
・・・・・・・・。
えーっと・・・。

サイトの紹介:
PC初心者向けにPC活用法を啓蒙するサイトです。

なんか間違っているような気がしますが、気にしてはいけません。
とりあえず世の中ハッタリですよ。こう書くとなんとなくnavi研もそれらしく見えてくる
でしょう?

ジャンルはこれまた適当に「コンピュータ」あたりを選択。
これで登録完了です。
採用か不採用かの結果通知は2~3営業日後に来るらしいです。

それでは採用の結果と続きはまた後日。




同期のイシイと晩御飯を食べた時のこと。

「そう言えばブラウザって今でもOpera使ってんの?」
おもむろにイシイが聞いてきました。

ブラウザとはインターネットの各サイトを見るために必要なソフト。
おそらく皆さんは特にこだわりもなくInternetExploreを使っていると思います。

実はInternetExplore以外にもブラウザがあり、私はイシイの勧めからOperaというブラウ
ザに惚れ込み2人でOperaを使っていたのでした。

私が「もちろんだ」と返事をすると、続いて彼の口から出た言葉は衝撃でした。

「悪い。俺、Firefoxに乗り換えたから」

なんだってーっ!!
Firefoxとは最近人気急上昇のブラウザ。
今、最も勢いのあるブラウザではないでしょうか。

イシイとはあれほどOperaを愛そうと誓った仲なのに(←ウソ)
あれほどOperaは最高だと夕日に向かって叫んだのに(←これもウソ)
キーッ!裏切りモーン!!

写真
△気分的には突如、同盟を破棄されて攻め込まれた感じ

(´-`).。oO(Firefoxってそんなに魅力的なのか・・・)

良いものは何でも取り入れる所がnavi研の素晴らしい文化(←節操がないとも言う)
さっそくFirefoxをインストールして使ってみた。

・・・・・・・・・・・。

1時間後。

Operaを使い続ける必要が無くなった・・・。

ありがとうOpera・・・。
さようならOpera・・・。
僕には新しく好きな人ができたんだ・・・。

Firefoxの魅力を一言で表すと「プラモデル的な楽しさ」があるのだと思います。

Firefoxをダウンロードしただけの状態だと最低限の機能しかないので、まったく使えな
い(魅力がない)ブラウザなのですが、自分が欲しい機能はそれぞれダウンロードして自分
仕様に設定してゆく。
そうして出来上がったブラウザは自分だけのもの。
当然使いやすいものになっているわけです。

ただOperaが全く魅力がないかと言えばそうではありません。
「Firefoxにどの追加機能があるかよくわからない(←大抵説明は英語)」
「そんな自分で機能をダウンロードして使うなんて面倒臭い」
そういうユーザーはファイルを1つダウンロードしてインストールするだけで便利な機能
がフルに使えるOperaはオススメです。

そしてFirefoxに乗り換えようと思った最大の理由は、起動の速さというのもありますが、
やはり、ホリエモンが嫌い(*)だから。

(*)Operaの日本での販売権とサポートを行っているのはlivedoorです。

かつてはトランスウェアという会社が販売権とサポートを行っていたのですが、ある日
突然livedoorがトンビが獲物を横取りするように販売権を獲得。
当時は「これからはOperaを日本でどんどん広めてゆく!」なんて息巻いていたものの、
Opera日本語版のバージョンアップは全然しねぇし、ヤル気あんのか?この会社。

フジテレビなんかに色気出してないでOperaなんとかしる!

Operaもそうですが、Firefoxも見た目(スキンと言います)を自由に変えられます。
自分が今使っているお勧めのスキンは・・・これ。

写真
△さいたまさいたま~っ

これまでInternetExploreを何気なく使っている方はブラウザの乗り換えを検討してみて
は如何でしょうか。




最近ちっとも更新されないブログの管理人で会社の同期であるイシイと夕食を食べること
になりました。

彼は弊社を辞めてから、これまでの技術職から営業職へ見事な転進を図り、今の会社に転
職したのですが、転職先の会社でサーバー管理を筆頭にWeb構築やら「営業」とはかけ
離れたよくわからない仕事をしている男なのです。

まぁ一言でまとめると・・・弊社よりよっぽど面白くて汎用的な仕事をしている。
ってことでしょうか。

イシイと話をすると大抵、彼の仕事内容の話になります。

具体的にはHTML、CSS、PHP、Linuxなど・・・一般にWeb構築に必要な
技術の内容。

・・・なんの話かチンプンカンプンの人ごめんなさい。
HTML、CSS、PHPは見栄えの良いホームページを作るのに使う言語。
LinuxはWindowsと同じようなソフト(OS)だと思って下さい。
実は私も彼の話の半分程度しか理解できません。

彼の話は非常に魅力的で、ためになります。
「HTMLは意味を記述するものであって、HTMLでデザインをしてはいけない(デザ
インはCSSを使うべき)」
などという最新のHTML論は、特にHTMLのtableタグなんぞ使ってゴリゴリと
デザインをしているnavi研としては耳が痛い。
そして彼は「こっちの世界は楽しいから早くおいでおいで」と手招きなんかしてきやがる。

・・・そんでもって早速イシイの影響を受けて、夜寝る前にベッドの中でHTML辞典など
を読みふけっている自分がここにいるわけだが。

だがふと考えた。
ベッドの中で読む本はHTML辞典ではなく、物理学や教育関係の本ではないのか?と。

そもそもこのNavi研は「コンピュータに詳しい教員」を目指している自分がホームペ
ージを作ったことがない(HTMLを知らない)ということに気付き愕然として、勉強が
てら見よう見まねで作ったのが始まり。
一応、(本質ではないけど)使えるようにはなりました。

とりあえずこれは当初の目的は達成したと。
自分の目的はホームページのデザイン手法を学ぶのではなく、採用試験に合格することな
のでは?
むしろホームページのデザインなんて採用が決まって今の会社を辞めたらいくらでもでき
ることなのでは?

危ない、危ない。
きっとホームページデザインが魅力的に感じるのは、高校時代に試験前になると普段やら
ない部屋の掃除なんか始めちゃったりする心境とたぶん同じ。

これを世間では現実逃避と呼ぶ。

合格するまでサイトデザインは封印です。

でもPHPは・・・昨年の年俸査定面接の時に「今年の技術目標はWebアプリケーショ
ン構築の勉強をします!」なんて適当なことを言っちゃった記憶がぁぁ・・・(←当然何
もやってない)

本でも買って適当にやっとくか。




人間、誰しも自分にとって嫌なことや不都合なことには目を逸らしがちです。
自分もそうでした。
"臭い物には蓋をしろ"ではありませんが、自分の弱点や嫌な現実からはずっと目を逸らし
続けてきました。

しかし目を逸らしたからといって事態が好転するはずもありません。
そう、明日の幸せのためには現実を恐れずに直視しなければならないのです。

自分も今ある現実を受け入れることにしました。

今ある現実・・・自分の頭で砂漠化が進行しつつあること

近年は地球規模でも砂漠化が進んでいると言われています。
地球規模の砂漠化問題を論じるのも良いのですが、まずは自分の家の砂漠化をなんとか
しなければ・・・。

とりあえず会社の近くにある薬局に。
初めて見る毛髪関係のコーナー。
よく見てみるとTVのCMで盛んに宣伝している品物が並んでいます。

(´-`).。oO(うわっ育毛剤って高けぇな・・・)

なんか8,000円とか値札ついてますよ。
まるで人の弱みにつけこんでいるかのような値段です。

こんな高い品物はアホらしくて買えないので、とりあえずスタンダードなヘアトニックを
チョイス。
しかしこれまでヘアトニックを買ったことがない私としては、ヘアトニックをレジに持っていく
のはなんと勇気のいること
か。

カウンターの上に品物を置いた後の店員の行動。

商品を見る → 客の頭を見る →(´,_ゝ`)プッ

なんていう図式が容易に想像できそうです(←被害妄想)

そんな店員の視線攻撃を気にしながら、萎える気持ちを奮い立たせて購入したヘアトニッ
クがこれ。

写真
△数量限定のおまけシャンプーに惹かれたというのは秘密だ

これで明日からは私もボーボー軍団の仲間入りです。

友人が私に会う度に私の変貌ぶりに驚く姿が目に浮かぶようです。うひひ。
もっとよく見ろ。植毛じゃないぞ。地毛だぞ、地毛。
うははははははは!!

はっ!ついつい夢を見ていたようです。
ボウズの日は近いな・・・_| ̄|○


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■まえがき

羽田空港は朝6時前だというのに、たくさんの人で込み合っていました。
というか、今日は平日(金曜日)ですよね?おまいら会社行って仕事しる!

ところで今回の旅は、

祝卒業~1泊3日で沖縄を満喫する旅。

ミズノ氏は今年で博士課程を無事修了。
来年から正真正銘のミズノ博士として活躍することに。
一方の私は今年こそ○○○(←弊社名が入る)大学院(※)を卒業して、新しい世界へ旅立
つ予定。まぁつまるところ卒業の前借りみたいなものです(←無理矢理な理由)

(※)○○○(弊社名が入る)大学院・・・
弊社が標榜する売り文句の一つ。
入社して1年間は研修(勉強)なので、まるで大学院のようだ…というのがその内容なので
すが、1年間も研修などあるはずもなく、あえて大学院と呼ぶならば"授業"という名の下
に放置プレイが展開されているのが現実

当初は「祝卒業~2泊3日、沖縄本島原付縦断の旅」という名のもとに2日間ひたすら原
付で沖縄本島を縦断する-というなんとも無謀な壮大な企画だったのですが、その後のす
ったもんだで今回のような旅に。
まぁ、社会人が旅行するにはよくある話。

しかし今回の旅も企画・進行は例によって博士論文も合格して毎日がヒマなミズノ氏。
彼と行った旅行には、こんな旅やあんな旅、はたまたこんな旅ばかりであることを考える
と、今回もいくらリゾート地沖縄と言えども普通に終わるわけがない
(例によって私は今回も沖縄で何をやるかは聞いていない)

それでは。
思い出すだけで腹が立つ沖縄の旅~回想録のスタートです。

■第1回「花粉のない国へ!」

朝6時。
辺境に住む私は朝4時に起きて空港に向かいました。
ちなみに昨日は早く仕事を切り上げて帰る予定がとある事情により睡眠時間は3時間。
正直眠くてたまりません。

写真
△ビックバードの近未来的な構造に驚愕

後から来たミズノ氏と合流した我々は早速搭乗口へ。

写真
△慣れない荷物検査にアタフタする私(←恥)

平日にもかかわらず朝の飛行機は北海道行きと沖縄行きは満席状態、でも他はガラガラ。
というある意味とても分かり易い状況。
我々が乗る飛行機も例に漏れず満席状態。

我々を乗せた飛行機は無事、那覇空港に到着。
けれども正直沖縄の地に降り立ったという実感が湧きませんでした。
というのも、沖縄っ!!と言えば、晴れた空に青い海。わきあがる白い入道雲。美しい砂
浜にヤシの木、波と戯れる美女(?)…という景色が定番でしょう。

写真
△いよいよ沖縄へ!

しかしせっかく沖縄に来たものの、残念ながら天候は限りなく雨に近い曇り空。
これまたお約束のギラギラ照りつける太陽は拝めませんでした。
しかし飛行機を出た途端、むわっとする湿気と気温を感じたのが唯一の沖縄らしさだった
のかもしれません。

空港の外にはレンタカー屋のバスが既に待機していました。
どうやら我々と同じ飛行機に乗っていて、レンタカーを予約した客をまとめてレンタカー
屋まで運ぶらしく結構な人数が乗り込んできました。
これまでは、

空港に到着
   ↓
レンタカー屋に電話
   ↓
ボロいワゴンがお出迎え(もちろん乗客は我々だけ)

というパターンしか経験していなかったので、今回の大量輸送には正直驚きでした。
さすがリゾート地は違います。

送迎バスの中は(恐らく)沖縄ムードを出すために沖縄民謡が流れていました。
メロディーが沖縄独特のアレです。
きっと選曲は運転手の趣味じゃなくて会社の業務命令なのでしょう。
いくら沖縄県民でもさすがに毎日、沖縄民謡は聞いていないと思われます。
「俺はD-51が聞きたいんじゃぁ!」
と心の中で絶叫しても恐らく叶わぬ夢。
…毎日聞いていたらどうにかなりそうです。

レンタカー屋に到着するや否や番号札を渡され、呼ばれるまで待つように言われました。
カウンター前の長椅子に腰掛け番号が呼ばれたらカウンターで受付。

まるで難民入国審査

ちょっとこれはあんまりじゃないのか?
しかも店員があまりにものんびりしていて、我々の順番が一向に回ってきません。
新規の客の手続きをしている人が割り込みでレンタカー返却客の手続きをしているため、
進まないこと進まないこと。

私の隣に座っていたミズノ氏は若干苛立った様子で
「もう予定より15分遅れなんだけど…」
とボソリ。

…っていうか遅れるの早っ

おそらく彼の中では既にカツカツの予定が組まれているのでしょう。
我々の順番が回ってきたのは、収容所レンタカー屋に到着してから20分後。

…さすがに待ちくたびれたぞ。

これまたレンタカーを借りる際によくある注意事項を聞き、手続きはあっさり終了。
すぐに借りられるのかと思いきや
「係りの者が呼ぶまで外で待っていて下さい」
って、また待機かよっ!。

今度は室内ではなく外で待たされるハメに。
この時期は卒業旅行が多いせいか、我々と同じようにピチピチギャル女子大生らしき集
団が結構いました。
いやぁ…結構かわいい娘がいるなぁ、と弊社では滅多にお目にかかれない人種に私のテン
ションはどんどん上がってきましたよ。

写真
△しかしこんなにたくさんの人が順番待ちしていようとは…

ようやく我々の名前が呼ばれ、ようやく2日間お世話になるレンタカーに案内されました。
係りの人は我々にキーを渡して一言、

「それではいってらっしゃいませ」

なんだってーー!
車の傷の確認とかしないんですか?見た感じ既に傷があるっぽいんですけど…。

って、係りの人もういねーし!!

…こんなんでいいのだろうか。
沖縄県民ってみんなこんなアバウトなんだろうか。

・・・・・・・・・・・・・・。

レンタカーに乗り込み、早速エンジンスタート!!
車は軽快にエンジン音を響かせます。
いよいよ1泊2日の沖縄の旅に出発です。
アクセルを踏んで車を発進させようとした瞬間。

ザアアアァァァァアアアァァ・・・。
突然のどしゃぶり。

写真
△これがスコールってやつですか

なんなんだこの雨はっ!さすが南国。これがスコールってやつですか。
この天候は我々の旅の行く末を暗示するような気がしてなりませんでした。
慣れない土地で、慣れない車で、そしてこの大雨。
沖縄の旅はこうしてどしゃ降りの中スタートしたのでした。

(つづく)


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昨日、突然課長に呼ばれました。
たぶんロクでもないことだろうなぁと思いつつ話を聞くと案の定、他の部署への異動希望
の話。

簡単にまとめると、
「4月から技術開発第一部で新しい仕事が始まる。そこで第三部(今、私がいる部署です)
から自分を入れて3名ほど第一部に異動させることになった。まだ決まっていないが異動
についての希望を聞きたい」
という内容。

うわぁ、突然きましたよ部署異動話。
まだ決まっていないと言いつつ、自分がその候補に入っていることは間違いありません。
実質左遷だった前回と違い、まだ今回は一応栄転扱いなので少しだけ安心ですが。

しかしピンチであることに違いはありません。
4ヶ月後には教員採用試験が迫っている現実。
今、周辺環境が劇的に変わることは少なくともプラスにはなりますまい。
しかも第三部はソフトウェア開発。第一部はファームウェア開発と仕事の毛色がまるで違
います。
PCに詳しい教員を目指している今、残念ながらファームウェア開発のスキルは自分の人
生プランから除外されました(やっておいて損はないと思うけど、知識として知っていれ
ば十分)。

実はこれ以上に異動を避けたい理由がありまして・・・。
それは私の前に課長に呼ばれたのが上司のエフ氏だったからというのが最大の理由。
私自身これまでの人生の中で「苦手な人」という存在はほとんどいなかったのですが、
このエフ氏だけはどうにも苦手な存在。

仕事はできるし優秀な上司なのですが、口を開けば小言か文句しか出ないあのネガティブ
さがどうにも好きになれません。
私より前に課長に呼ばれたエフ氏がどんな話をしたのか不明ですが、おそらく色々な状況
を考慮すると断固拒否という回答はしないだろうと思われたのです。

ここで私が部署異動を承諾すれば、まさに異動メンバー即決クン。
苦手な上司と違う部署で同じ仕事をする可能性が高いわけです。

しかも異動先の部署でやる新しい仕事は顧客の守秘義務だかなんだか知らないけど、顧客
の会社に常駐、あるいは弊社内での仕事も隔離状態になるという噂。
ただでさえ苦手な上司とそれこそ隔離された場所に四六時中いるわけですから、ひょっと
したら新世界に目覚めてしまうぐらいのヤバイ精神状態に陥るのではないか。
会社帰りにオレンジ色の電車を見ると反射的に飛び込みたくなるかも知れません。

これはなんとしてでも断らなければ・・・。

実は私は入社当初は第二部でファームウェア開発をやっていました。
しかし仕事で失敗したのを契機にそこの課長から「お前は使えない」と引導を渡され、
それが元で鬱病になり半年以上苦しみました。
その時に私を拾ってくれたのが第三部の部長と課長。

そんな理由で今の部署に移ったのに、再びファームウェア開発の仕事をするのは気が進ま
ない。と課長に伝えると、事情を知っていた課長は理解を示してくれました。
しかしあくまでも希望を聞いただけだから最終的にはどうなるかわからない。とも言われ
ました。
その後課長は2人程呼び出して面接をしていました。

そんなこんなで今日。
異動の最終意思確認ということで呼ばれた2人の中に私の名前はありませんでした。
そして呼ばれた中にはエフ氏の名前が。

まさにビンゴ。

そしてグッバイ、エフ氏。\(^▽^\)(/^▽^)/

苦手な上司だったけど、いざいなくなると寂しいものですなぁ。うははははははは。
異動先での仕事が終わって第三部に復帰する頃には、私はもういない(予定)。
今まで数々の小言アドバイスありがとう。
これをチャンスだと思って、背水の陣で採用試験に望みます。


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ここで突然、なぞなぞです!

上は大水、下は土砂崩れコレなーんだ。

ちっちっちっちっちっちっちっちっちっ・・・ブーっ。
時間切れ。

正解は・・・

今日の私の体調。

花粉症なので鼻水はズルズルと止まることを知らず。
さらに昨日の晩から腹痛を起し、通勤電車の中では「これは"ぶらり途中下車(トイレ)の旅"か!?」
というほどの大ピンチ。

・・・もうだめだぁ。




大学時代に同じ釜の飯を食べたササハラ君が博士を取得したということで、1年ぶりに同
じ研究室のメンバーで集まりました。
研究室の同期は私を含めて4人。
天文学というウチの大学の中でも特異な研究室に4年間共に研究に励んだので、今でも仲
が良いんです。
卒業後はそれぞれ忙しくなり会う機会も減りましたが、なんだかんだ言って年1回はミニ
同窓会のように集まっているような気がします。

今回集まったのは同期4人のうち、ササハラ君、ヨシムラ嬢、私の3人。
もう1人の同期タカダ君は卒業当初は連絡を取り合っていたものの、油断して暫く連絡を
取っていなかったらいつの間にやら音信不通。
彼の行方や連絡先をご存知の方はnavi研まで是非ご一報くだされm(._.)m

渋谷駅のハチ公前で落ち合った3人はササハラ君のオススメの店「汁べゑ」へ移動しまし
た。
折りしも今日は3月にしては珍しく関東地方大雪の予報。
(´-`).。oO(店に辿り着く前に凍死するんじゃないのか・・・)
・・・とにかく寒かった。

彼の渋谷駅からちょっと歩くからの"ちょっと"が山頂の見えない山登りのように思えてき
た頃、目的の店に到着。
まるで秘密基地のような(←店の場所が判り難い)店に入って驚きました。

なんと男性店員、全員イケメン

よくもまぁこんなにイケメンばかり集めてきたな、というぐらいコックを始めイケメン店
員揃い。
・・・この店カップルで行かない方がよいかもしれません

久々の再会を祝して乾杯し、それぞれの近況を話し合いました。
まったく進歩のない私を除いて、ササハラ君とヨシムラ嬢はそれぞれ輝いている日々を送
っているようでした。

特にササハラ君は博士を取得し4月から理化学研究所の研究員として働くことになったら
しい。

※ミズノ氏に話したら
月給48万円ですよ、48万円。しっかりたからないと」
と言ってたけど本当ですか?

一方ヨシムラ嬢は会社近くにマンションを購入。情報処理関係の資格を取ってスキルアッ
プを目指しているらしい。

(´-`).。oO(この歳でマンションかよ・・・夢のまた夢だな)

何よりも驚いたのは、ササハラ君の博識っぷり。
「HTMLは意味を記述するもので、サイトのデザインはCSSでするんだよ」
「C++でクラスは使えるよ」
「C++以外の言語だとJavaとかなら使えるよ。Javaはプラットフォームに依存しないし、
意外に処理は高速だし。シミュレーションとかJavaでやることが多いよ」
「やっぱりLinuxならこれからの時代はGentooだよ。OSはちょっと不安定ぐらいが楽しい
よね」

ササハラ先生。あなたの専門は情報じゃなくて物理ですよね?

・・・っていうかウチの会社に来れば神決定なんですけど。

振り返ってみれば、自分は今の会社に在籍して6年目になるけど、結局この5年間で何も
身についてない・・・_| ̄|○
HTMLとCSSの話は違う会社に移った同期のイシイから聞くまで内容自体知らなかったし、
C++は触った事がある程度で「クラスが使えます」なんてとんでもない状態だし、Javaな
んて使ったことすらない。
Linuxは趣味程度に使っているけど、たぶんウチの会社でLinux使えるのはほとんどいない
はず。

うわぁ自分はこの5年間いったい何をやってたんだ?

久々の再会を喜ぶと同時に彼らの話を聞きながら、私は一人落ち込んでいたのでした。


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