明日お客さんに納品する資料に記入するプログラムの実行数カウントの資料作りが今日の仕事でした。
午前中には大半のカウントを終えて、資料作りも終了。
「今日の仕事はこれで終わりか~。定時まで何しようかなぁ~・・・」
などと余裕でいたところ・・・。
夕方になって実は基になる書類があることが判明。
今度はその資料の形式に合わせて資料を作り直すことに。
今まで作った資料は電子のチリになってしまうけど、作った資料に記入した数値をそのままコピーすれ
ば事足りるはず。
と安易な考えで基になる資料を眺めたところ。
・・・自分が作った資料では項目が全然足りませんでした。(゜д゜)
しかもその資料には自分が「この数字は使わないからいらないや。ポイッ」とあえて記入しなかった
数値までバッチリ記入してあるではありませんか。
あまりに膨大な数に「今日中にはまず終わらない」ことを悟りました。
いや前もって聞かなかった自分も悪いんだけど、すでに資料があるんだったら前もって教えてくれたっ
てよかったのに。
しかし資料の納品は明日。
どう考えても翌日の午前中までに資料を完成させることは必須。
もうだめぽ。
とりあえず最低限の数値だけの資料を今日中に完成させるという約束で勘弁してもらうことに。
瞬間。
ここ半年間、味わったことのない感覚が沸き起こりました。
なんと、俄然ヤル気が出てきたのです。
終わりそうもない仕事を今日中に終わらせれば、周囲も少しは喜んで認めてくれるだろう。
そう考えたのでした。
プロジェクトX風に言えば、
「技術者魂に火がついた・・・」(語り:田口トモロヲ)
心の病気を患ってはや、半年。
これまではこういう切羽詰った状況になると、
無意識のうちに手がしびれ。
頭が真っ白になり。
仕事なんて手がつかない状況に陥っていたのに。
ようやく病気も治ったのか、と改めて実感。
定時過ぎてから終電の時間まで、休憩なしでぶっ通しで資料を作成。
モニタをずっと凝視しているので、目がショボショボしてきます。
30分に1回目薬投下。
最適な効率化を計り終電までのタイムリミットが刻一刻と迫る中、孤独な戦いを強いられました。
途中で何度も何度も、
「・・・もうだめか。続きは明日の午前中にしよう・・・」
と挫折しそうになったけれど、その度に自分で自分を励ましてひたすら仕事。
・・・・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。
そして終電まであと20分というところで資料は完成。
”資料作成は完成しました。必要な項目は全て埋めてあります”
と完了の報告メールを発射。
久々の満足感で心を満たされながら帰宅しました。
翌日。
進捗会議の席で昨日のうちに全て終わらせたことを自信満々に報告したら・・・。
怒られました。_| ̄|〇
理由は
「昨日の段階で最低限の資料でいいと言ったのだから、全部出来そうだったら報告してから作業
して下さい。私がどの数値まで信用すればいいかわからない。」
というもの。
報告しようにも全部終わりそうだと判ったのはみんな帰ってしまった後だったし、
しかも終電間際まで完成できるかどうか判らなかったし。
どの数値まで信用すればいいかわからかない、ことに関しては完了の報告メールでわざわざ、
”必要な項目は全て埋めてあります”の1文から十分判ると思っていましたが。
何をわざわざ部下のやる気を萎えさせる様な事を言うのかね、この人は。
はぁ~~・・・。
私はため息をつくことしか出きませんでした。
独り頑張った努力も全て水の泡。
・・・私って、アホですか?
脱力感だけが残りました。