Dr.ミズノとY中さんと食事した。
Dr.ミズノとはなんだかんだ言って結構な頻度で会っているような気がするが、Y中さん
とは本当に久しぶりだった。
店の選定はDr.ミズノにお任せ状態だったのだが、考えてみればこの組み合わせだと思い
出すのは私が2人に騙されて悲惨な目に合わされた尻焼温泉。
そう考えると今回も彼が普通の店を選定するはずがない。
なので彼から「山梨の郷土料理の店でほうとうを食べましょう」と来たときは、また随分
マニアックなジャンルを選んだなと・・・。
ジャンルもマニアックならば店もマニアック。
「神田 ほうとう家」というそのまんまのネーミングなのだが、JR神田駅南口すぐそば
という割には某牛丼チェーン店のどきついオレンジ色の看板と某居酒屋のセンスのない巨
大電飾に阻まれていて店の場所がまた判りにくい。
そしてようやく見つけた老舗は巨大店舗に挟まれて、申し訳なさそうに看板を出している
だけだった。
Dr.ミズノが店に電話をしたとき「予約した方がいいですね」と言われただけあって、狭
い店内は客でいっぱいだった。
早速、料理を注文。
郷土料理らしくマニアックな食べ物も多々ありますが、やはりメインは"ほうとう"らしい。
赤いフォントでわざわざ目立つように書いてあった。
私「じゃぁ、ほうと・・・」
Y中さん「ほうとうはやっぱり最後でしょ。馬刺しが旨そうだな。」
私「・・・・馬・・・・」
Dr.ミズノ「えーっと、まずイナゴと蜂の子下さい」
イナゴ!! Σ(´Д` )
蜂の子?? Σ(゚д゚lll)ガーン
・・・もうだめぽ。
ちなみに既にお分かりかと思いますが、イナゴとはイナゴの佃煮のこと。
まずは馬刺し登場。
食材としてはマイナーではありませんが、競馬ファンの私としてはこれまで馬刺しを食べ
ることはなるべく避けてきたのだった。
「ヒシヤマト(←勝手に名付けた)よ、すまん!!」と心の中で泣き叫びながら、馬
刺しを一口・・・。
お、こりゃ旨いな。
先程までターフで活躍できず惜しくも食用となってしまった競走馬への憐憫の情は、どこ
かへ消え失せていた。
ちなみに"ヒシヤマト"とは体験乗馬をしたときに私が乗った馬の名前。実際の名前とは関
係ないかもしれません。
そしてついに・・・。
△イナゴ(右)&蜂の子(左)
イナゴ&蜂の子 キタ━━━━━━………。
・・・・・・・・・・・・。
どう見てもイナゴです。
本当にありがとうございました。
あまりのイナゴイナゴした姿に、こめかみが微妙にピクピクしつつも、どこぞの番組でこ
の手の料理が出されたときに「きゃぁ!」などと可愛い子ぶって食べるのを嫌がる某アイ
ドルのようにはならなかった。
どちらかというと、へぇーこれがイナゴなのね。という感じ。
ためらうことなくイナゴを一匹つまんで食べてみる。
食べてみた感じ佃煮の味が強くて、全然イナゴの味がしない。
まぁイナゴの味というものを知らないんですがね。
普通の佃煮という感じです。
蜂の子は噛んだ瞬間プチッとはじけて中から何かの汁が出てくるかと思いきや、そんなこ
ともなく………普通に食べられる。
Dr.ミズノとY中さんと相変わらず風○に給料の大半を使い込んでしまうSの話題や、互
いの近況などを報告し合った。本当によく笑った。
そう言えばお互いの近況を報告し合っているときに
Y中さん「そうそう。今度、昇進して給料上がったんですよ。3万円ほど」
私「へぇー、おめでとうございます。ちなみにその昇給額って1年で3万円ですか?」
Y中さん「まさか。月3万円ですよ」
と、Y中さんに思いっきり笑い飛ばされた。
そうですよね。
それが世間の常識ですよね。
1年で給料が3%しか上がらない(→弊社版 維新の嵐)なんて、どうかしてますよね………。
そうなると気になるのは今の年収。
Y中さんは日本人なら知らない人はいない某有名企業に勤めているのだが、その日本一の
企業であることと、Y中さんもの凄く仕事をしている人という条件を差し引いても、
私の年収の2倍もらっているという話を聞いてしまうと………さすがにちょっと。
これが勝ち組、負け組というやつか。(´;ω;`)ウッ…