スキー2日目。
昨日は午前中にスキー場から財布を無くしたと思われる定食屋に電話したところをミズノ氏
のビデオに撮られるのを筆頭に(←私の縋るような情けない表情を撮られました(;´д`))、
とてもスキーを楽しむどころではありませんでした。
しかし。
夜に夜勤明けのワタルウミさんがレンタカーで参戦。
私とミズノ氏だけの寂しいスキーから、多少は賑やかな状態に。
夕食後は、宿に設置してあるゲーム筐体で「電車でGO!」大会。
日頃から鉄道にはうるさいワタルウミさん。
大口叩くからにはさぞ、華麗な運転(=定時運転)を見せてくれることでしょう。
彼がチョイスしたのは「秋田新幹線こまち」。
私にはよくわかりませんが、なにやら難しそうです。
コイン投入!しゅっぱ~つしんこ~う!!
ファンファンファンファンファンファン!!!!
ΣΣ(゜д゜lll)!!
この男何をトチ狂ったか、ペダルを踏みまくって警笛を鳴らしまくり。
ガンガンガンガンガンガン(←ペダルを踏みまくる音)
ファンファンファンファン!!(←やかましい警笛)
ところが…。
ピロロン♪
ボーナス5秒
( ゜д゜)ポカーン
…なんで?
彼曰く。
「さっき線路わきに動物がいた・・・かもしれない」
どうやら線路わきに動物が出現したときに(動物に対して)警笛を鳴らすとボーナス5秒
ゲットらしいのです。
その後も急停車、急発進は当たり前。
通過駅付近で通過予定時刻より早めに到着すれば急ブレーキで減速。
通過予定時刻付近になったら急加速して駅通過。
これで「定刻通過 ボーナス5秒」。
……こんな電車乗りたくない_| ̄|〇
そんなこんなで。
浴衣を着たいい歳した男3人が電車でGO!でバカ騒ぎしている姿は、他の客(特に子供
たち)からみたらかなり異様な光景だったのかもしれません。
そして本日。
ワタルウミさんは用事があるとか言って、朝にレンタカーで東京に帰っていきました。
(結局彼は夜に来て、電車でGOやって酒飲んで寝ただけ)
ワタルウミさん………無理言ってスマンかった。
私とミズノ氏は昨日に引き続き、志賀高原スキーを滑ることに。
志賀高原は「丸3日は遊べる」と言われるぐらい広大なスキー場です。
普通、女の子とスキーにくれば。
休憩を挟みながらゆっくり楽しく滑るものを……。
今回も男2人でスキー。
当然、休憩なんてありません。
しかも丸3日は遊べるスキー場を2日間(実質、丸1日)で全コース制覇というこれまた
無謀な計画。
今日もガンガン滑ります。
シャトルバスでしか移動できない横手山以外は、大抵ゴンドラ・リフト・(若干の)徒歩
で移動できます。
山から山へ縦横無尽。
ところがミズノ氏の最大の目的であった焼額山スキー場のエキスパートコース(距離:2
00m、平均傾斜:35°、最大傾斜:39°)は、何度行ってもコースを発見できず。
(単に閉鎖されていたのか、純粋な心をもった人間しか行けないのかはわかりませんが)
その代わりに来たのが、本当にコースなのかよくわからないただの崖。
コース?
私「いや……これは絶対、コースじゃないと思うけど(((((((( ;°Д°)))))))ガクガクブルブル」
ミズノ氏「コース図見ると、ここを滑らないと帰れないんだけど」
どうやら覚悟を決めなければならないようです。
人間何事も思い切りが肝心です。
見よ!この私の華麗な滑りをっ!!
へっぴり腰…(´・ω・`)
コケた…_| ̄|○
……コケるわ、立てないわで散々な目に遭いました(-_-メ)。
スキーに行く前は、
「39°なんてモーマンタイ。どーんとこーい!!」
などと宣言していたもの、いざ直面するとさすがに怖いものです。
だってこんなのコースじゃなくてただの崖です、崖。
崖です。崖。
ミズノ氏はこんなコースでも何事もなかったかように滑っていきます。
この男の頭の中には傾斜という概念はないらしいです。
そんなこんなで帰りのバスに乗るまでに、ほぼ全てのコースを滑ったはずです。
最後には滑りながら膝が笑ってしまって、滑るどころか立っているのもやっとの状態。
完全燃焼したとはこういうことを言うのではないだろうか、というぐらい滑りました。
帰りも長電バスに乗って長野駅まで帰ったのですが、この運転手さんがまた気さくな
人で、軽快なトークで長野県の観光案内をしてくれました。
終点の長野駅が近くなると、バスの乗客全員から運転手さんに対して自然と拍手が沸き
起こったのが感動的でした。
車でスキー場に行くのも良いけれど長電バス。お勧めです。
スキーは楽しかったけれど…結局、財布はどこに……。
はぁ~~…。